ここ最近のヘヴィローテーション、ラ・ペガティナの『Via Mandarina』

なんだかもの凄い勢いで素晴らしいアルバムが次々に届いている。
ここしばらくはズーク・ラヴ(フレンチ・カリブ〜フランス)やカネカ(ニュー・カレドニア)の音源を重点的に掘るつもりだったんだけど、新作を聴くので精一杯という感じ(ま、有り難いことに仕事も少し忙しいんだけど)。

ここ最近我が家のヘヴィローテーションがラ・ペガティナの『Via Mandarina』。
彼らはカタルーニャを拠点にするグループで、同地原産のルンバ・カタラーナをパンキッシュに鳴らしている。その点、マヌ・チャオと通じるところも多く、実際彼らのファースト『Al Carrer』(2007年)にはそのマヌも参加している。

基本はアコースティック。しかもぶっきらぼうでストリート臭いもの。根っこがポーグス的な酒呑みソングなんで、「ルンバ・カタラーナって何?」なんて方でも思いっきり楽しめるはず。
何よりも曲がキャッチーでいいし、アルバム全体に躍動感が漲っているのもいい。
おっ、この曲もDJで使えるぞ、これも使える、これも……と聴いていったら最後までいってしまった。
ここ最近のカタルーニャ・メスティーソ・シーンのなかでも屈指の傑作なんじゃないだろうか。

ちなみに、かつて彼らはラ・ペガティナ・サウンドシステムと名乗っていたという。
レディオ・ベンバ・サウンドシステム、マッシリア・サウンドシステム、スド・サウンドシステムなどなど、「サウンドシステム」という単語を付けた欧州のレベル・ロッカーは非常に多い(アルバム・タイトルで何度もその単語を使用してきたフェルミン・ムグルサも)。
彼らにとって「サウンドシステム」とは何を指し示すアイコンなのか、一度検証してみてもいいかもね。

Myspaceでは新作収録曲の一部を公開中。
LA PEGATINA:Myspace

こちらは前作収録曲“Penjat”。いかにもバルセロナなクリップにもグッとくる!

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by hazimahalo | 2009-04-15 15:06 | 地中海