『ZZK SOUND VOL.2』到着!

ここ最近、一部のマージナル・ビーツ愛好家の間でやたらと噂になっているブエノスアイレスのZZKレーベル。
コロンビアの伝統リズムであるクンビアをダブステップ〜エレクトロ・ダンスホール解釈でリフォーマットして、そこにブエノスアイレスのゲットー・クンビア=クンビア・ヴィジェーラをプラス……そんなサウンドを提示して話題を集めているレーベルである。

先頃レーベルスタッフのアンナが来日して東京2か所でDJをやったばかりだけど、その際、僕もアンナに取材させてもらって、いろいろと興味深い話を聞かせてもらった。こちらは次号「ミュージック・マガジン」でたっぷり書かさせてもらうことになっていて、ちょうどさっきまで原稿を書いていたところ(まだ書けてませんが……)。

d0010118_1565597.jpgで、いくつか質問があったのでアンナにメールを送ったところ、即レス。しかも最新アイテム『ZZK SOUND VOL.2』の音源まで! 現地ではもうリリースされているようだけど、日本に入ってくるのはもう少し先の模様。

その内容はというと……もはやZZK=デジタル・クンビア、という図式すら壊すようなヘンテコ・トラックの連発。シリーズ前作にあたる『CUMBIA DIGITAL -ZZK SOUND VOL.1』ではかろうじてクンビアのリズムがキープされていたけれど、今回はクンビアのリズムはごくわずか。
レゲトン〜ダンスホール〜ダブステップ〜ジャングル、さらには「何だ、これ?」とでもいったリズムまで入っているし、名前も聞いたことのないアーティストもラインナップ。そのなかには先日、画期的なゲットー・ソカ作品を届けてくれたギスラン・ポワリエがリミキサーとして名を連ねていたりして、いよいよそのコネクションはブエノスアイレスから世界各地へと広がりを見せているよう。

肌触りとしては、そろそろリリースされるSKYFISHの超傑作ファースト・アルバム『RAW PRICE MUSIC』に近いかな。
いずれにせよ、もう流石にワールド・ミュージックの範疇で紹介するのは無理があるはず。これこそクラブで爆音で聴いてナンボ、踊ってナンボの世界。個人的にはSKYFISH『RAW PRICE MUSIC』と並んで2009年ベスト候補の一枚、という感じです。

レーベルのMyspaceで収録曲の一部を聴けるので、気になる方は是非チェックを。
ZZK RECORDS : Myspace
[PR]
by hazimahalo | 2009-04-21 02:00 | 中南米