カテゴリ:カリブ( 17 )

本日は取材が2本。炎天下のなか、PCを入れたバックを背負って都内をあっちへこっちへ。
暑いのは好きなほうだけど(なにせ「南国ライター」を謳っているわけですから)、Mac Book一台背負って歩くのはなかなか疲れます。

本日一発目の取材は、素晴らしいソロ作『Animation For Oink, Oink!』を来月リリースする次松大助くん(元Miceteeth)。このアルバム、全編が優美なストリングスに包まれていて、極上のオーケストラ・ポップといった趣き。僕はナット・キング・コールを思い出したんだけど、次松くんはアンリ・サルヴァドールが好きだとか。なるほど!

Henri Salvador/Dans Mon Ile


お次の取材はレゲエ専門リイシュー・レーベル、プレッシャー・サウンズのボス、ピート・ホールズワーズさん。以前dj KENTAROくんとの対談の司会をやらせてもらったことがあるけど、単独インタヴューは初めて。とても面白いエピソードをたくさん聞かせてもらいました。
ちなみに今回のインタヴューは、プレッシャー・サウンズがリイシューするレア・レゲエ音源3タイトルについて。そのうちの1タイトル、デルロイ・ウィルソン『Dub Plate Style』はプリンス・ジャミーがリミックスを施した極太盤で、素晴らしい内容です(以下の曲は収録されていません)。

Delroy Wilson/Dancing Mood


さて、今夜はこれから渋谷でDJでございます。
こちらには情報をアップしていませんが、最近週一ペースでDJをやらせてもらっていて、ありがたい限り。今日も毎度の南国セットでいきます!
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by hazimahalo | 2009-08-18 19:16 | カリブ
前にこちらのblogでも書いた映画「エル・カンタンテ」、今日観てきました。

ここ最近はエクトル・ラボー聴きまくりだったんで、下準備はバッチリ。
で、内容のほうですが……良かったです!
やっぱり、エクトル役のマーク・アンソニーが良かった。というか、なにせサルサの神を演じるわけですから、マーク・アンソニーじゃないと務まらないでしょう。
大量に挟み込まれたライヴ・シーンも、「マーク・アンソニーが演じるエクトル・ラボー」じゃなくて、「エクトル・ラボーをカヴァーしてるマーク・アンソニー」。つまり、ある意味普段のマーク・アンソニーそのまんま。でも、そこからはエクトル・ラボーへの愛情とリスペクトがビシビシ伝わってきて、これで良かったんじゃないかと僕は思うのです。

あとですね、これから観られる方であまりサルサの知識がない方は、多少はエクトル・ラボーとサルサのことについて勉強していったほうがいいかも。「このへんは皆さんご存知だから割愛してもいいですよね?」なんていうシーンも結構あるから、知識のない方はこんがらがっちゃうはず。つまり、初心者向けの作りではないんですね。

おそらくジェニファー・ロペスをはじめとする制作陣は、この映画のメイン・マーケットを在米ラティーノたちに絞って作ったんじゃないかな。で、現在のアメリカではラティーノが最大のマイノリティーになってるわけで、こういう作りでも商売が成り立つようになってきてるんじゃないか(そうじゃなきゃ、エクトルの親父役にわざわざイスマエル・ミランダをキャスティングしないでしょう)。
何を言いたいかというと、そのように特定のコミュニティーのみを意識して物作りが行われた場合、ある種純粋培養された表現が出てくる可能性もあるんじゃないということ。多少楽観的すぎるかもしれませんが、様々な人種・民族に薄く広がっていくものよりも、そういう限定的な表現のほうが濃いものが生み出される可能性もある。
レゲトンにしたってそういうもんだと思うし、全世界に同じような音楽・文化が同じように広がっていくよりも、そのほうが面白いことが起きるんじゃないかと。

ちなみに、毎度のことながらジェニファー・ロペスの演技はちょっと……(笑)。ま、主役をマーク・アンソニーに置いた段階で奥さん役はJ-Loしかいないとは思うんですが、それにしても凄かったなぁ。
とはいえ、J-Loが言い出さなきゃ実現しなかった映画でもあるわけだし、その点では彼女に感謝しないといけないか。

そんなわけで「エル・カンタンテ」、サルサに詰まった喜怒哀楽に心揺さぶられる映画として大スイセンしておきます。僕も劇場公開したらもう一回観に行くつもり。

こちらは映画本編より、マーク・アンソニーが歌う“El Cantante”。もちろん日本公開版には字幕も付いているので、この歌が持つ哀しみ・痛みの部分もよりヴィヴィッドに伝わるはず。


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by hazimahalo | 2009-07-17 00:23 | カリブ
ウチには映画の試写状があまり送られてこないので知りませんでしたが(配給会社のみなさん、これを読んでいたら是非お送りください!)、7月から映画「エル・カンタンテ」がついに日本公開されるとか。2006年制作だから、3年待たされたわけですか。

知ってる方には説明不要でしょうが、この映画は今は亡きサルサの大スター、エクトル・ラボーの伝記物語。ラテン圏では絶対的な偉人、エクトル・ラボーの生涯を追った映画ということで、アメリカなどでも公開当時はかなりの話題になりました。
エクトル・ラボーを演じるのは、現在のラテン・ミュージック界の大スター、マーク・アンソニー。さらには競演がジェニファー・ロペス。2人ともエクトル・ラボー同様アメリカ生まれのプエルトリカンであるわけだから、これ以上ない配役と言っていいはず(しかも、2人は実生活でも夫婦だしね)。

などと偉そうに書いてますが、実は僕がエクトル・ラボーの素晴らしさに気づいたのはここ数年。それこそ1年ばかりの長旅から帰った2008年春以降、急速にハマったようなところがあるので、彼の素晴らしさを語るのは10年早い!といったところでしょうか。
そんなわけで、「エル・カンタンテ」も勉強させてもらうつもりで観る予定。なんとなく、ここしばらく続いているサルサ熱が一気に沸騰する予感もありますが……メチャクチャ楽しみです!

映画「エル・カンタンテ」は2009年7月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー。みなさんもぜひ劇場に足を運んでみてください。


そんなわけで、こちらは「エル・カンタンテ」のトレイラー。




こちらは本家エクトル・ラボーの大名曲“Mi Gente”。狂おしいまでの歌唱、さまざまなストリーが刻み込まれた演奏、ジワジワと盛り上がっていく楽曲構成の素晴らしさ……隅から隅までパーフェクト!


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by hazimahalo | 2009-06-23 02:26 | カリブ
なんだかしょっちゅうトリニダードのことを書いてる気がしますが……まずは、フェイ・アン・ライオンズの“Heavy T Bumper”をお聞きください。

こちらは音声のみ。



こちらはソカ・モナークでのパフォーマンス。



うーん、そこはかとなく溢れ出るオールドスクール・ソカ・ヴァイブスがたまりません。
彼女は今年のソカ・モナーク二冠/ロード・マーチをまとめて取ってしまった、現代ソカを代表する歌姫。僕が行った2008年のカーニヴァルでは“Get On”でロード・マーチを取っていましたが、ソカ・モナーク二冠っていうのは凄い。野球でいえば、三冠王+年間MVPぐらいのノリ?

で、この“Heavy T Bumper”は、ほとんどトランスみたいになってる近年のソカの潮流からすると、思いっきりオールドスクール。
カーニヴァル終了から3か月経っているので最新ヒットというわけではありませんが、こういう曲が突然出てくるのが面白いし、トリニダード人のクリエイティヴィティーも感じさせる。

ちなみに、ジャマイカのSwagga Daggaリディムも、不思議なバック・トゥ・ルーツ感があってナイス。スカというかクンビアというかブギというか……ヘンなリディムだなぁ。「なんだ、これ?」なリディムを連発していた2000年代初頭のダンスホールを連想させます。


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by hazimahalo | 2009-05-27 04:33 | カリブ
カリプソ・ローズの新作『Calypso Rose』のライナーノーツを書くため、自室をひっくり返しながらトリニダード関連の資料を読みあさる(その全てが英語だから、これまた普段とは違う脳ミソを使うのです)。

カリプソ・ローズは40年、トバゴ島生まれ。紛れもないクイーン・オブ・カリプソで、現在の女性ソカ・アーティストたちにも尊敬されている偉人。
彼女のキャリアについてはライナーノーツでたっぷり書こうと思っているので、ひとまず「新作『Calypso Rose』は最高なんで、ぜひ日本盤を買ってね!」とだけ書いておこう。

d0010118_1134818.jpg資料をひっくり返していくなかで発掘(?)されたのが、購入したものの未見だったDVD「Calypso@Dirty Jim's」。これを買ったのはマイティ・スパロウの来日公演の時。確か5日間の公演中3公演に足を運び、あまりの感動ぶりに楽屋まで押し掛けてスパロウ大先生にサインももらっていたのだった(←ちょっと自慢)。

で、今更ながら観てびっくり。スパロウ、カリプソ・ローズなど大御所たちに加え、デストラやショーウェイン・ウィンチェスターなど現在のトップ・ソカ・アーティストも出演し、カリプソとソカについて熱く証言しているのだ。特にカリプソを取り巻く50年代の状況の証言などはいずれも生々しく、僕も知らないエピソードが盛り沢山だった。
いわば〈トリニダード版「RUFF N' TUFF」〉。隅々まで細かく作られているし、カリプソ愛好家ならば絶対に観ておくべき。もしかしたら渋谷のCOCO ISLE MUSIC MARKETでは売ってるかも? というか、今まで観てなかった自分がイヤになりました……。

ダンスホール・ファンにもお馴染み、T.O.Kもリメイクしたカリプソ・ローズのヒット曲“Fire Fire”を今日はお届けします。


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by hazimahalo | 2009-05-23 01:19 | カリブ
LIKKLE MAIさんから新しい新曲「Come Together For I&I」のヴァイナルが送られてくる(MAIさん、ありがとうございます!)。

d0010118_253452.jpgLIQUIDROOMでお会いした時にCDRでいただいていたんだけど、やっぱりヴァイナルだと音がふくよかでいい感じ。
何よりもこの曲、メチャクチャ格好いいです。ドラム&ベースがウネりまくるステッパー・チューンで、そこに乗るMAIさんも鳥肌モノの素晴らしさ。こんな彼女を聴きたかった、という人も多いはず。
MAIさんはアルバムも制作中のようで、この7インチを聴くかぎり、そちらもかなりの仕上がりになりそう。楽しみ!

そういえば、先日COOL WISE MENに取材してきたんだけど、彼らのニュー・アルバム『RUNDOWN』にもMAIさんはフィーチャーされていた。こちらのほうはキレッキレのスカ・チューン。WISE MENの篠田さんも言ってたけど、MAIさんはスカとの相性もいいですね。こっちもかなり格好いい!

ちなみに、COOL WISE MENの『RUNDOWN』、このアルバムは凄いです。
イッチーさん(元DETERMINATIONS)が加入したことが影響したのか、ひとつひとつの音から漂う気迫が違う。小細工一切ナシ、メロディーとリズムで勝負!って感じの内容で、個人的にはデタミ活動休止以降ずっと抱えていたモヤモヤがようやく晴れた感じ。1曲1曲が持つ風格は、これまでのCWMの作品でも最高峰のもの。前からCWMは最高のバンドだと思っていたけれど、正直ここのまでの傑作をモノにしてしまうとは思わなかった! 

MAIさん、CWMともに、活動を開始したのは90年代のこと。
それから10年以上経って、年月分の味合いが出てきたのでしょう。彼らのファンとしては嬉しいかぎりです。

なお、MAIさんの「Come Together For I&I」は以下のMyspaceで視聴可能。
LIKKLE MAI Myspace

また、以下のYoutube動画は昨年のCWMのライヴより。イッチーさんのトロンボーンと内田(直之)さんのダブワイズもいいお味。


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by hazimahalo | 2009-05-22 02:55 | カリブ
「ズーク」と聞いてカッサヴやズーク・マシーンといった名前が出てくるのは、おそらく30代後半以上の方だと思う。
グアドループやマルチニークといったフレンチ・カリブの島から発生し、フランス本国経由で80年代後半に広まった音楽、それがズーク。
一時期はここ日本でも結構コンスタントにズークのアルバムが紹介されていたようだけど、今ではすっかりその名も聞かなくなってしまった。

実際、僕も80年代後半のズーク作品は2000年以降になって一通り聴いてみたものの、チープなシンセのメロディーは流石に21世紀に聴くのはツライ。
しかし、ここしばら何故かズークを追いかけていて、玉石混合ながらも、なかにはビックリするぐらいいい曲も発見したり。

d0010118_1583499.jpgズークが気になりだしたのは、2007年にパリに行ったのがきっかけだった。
パリ中心部にはバルベスという移民街がある。ここは夜になると結構治安が悪い場所なのだが、そこにはフレンチ・カリブからやってきた移民によるレコードショップもある。そこで試しに買ってみた数枚のズーク・アルバムが思いのほか良かったのだ。

それらはR&Bテイストも濃厚で、スロウテンポのソカ、またはメロディアスなダンスホールといった趣きもある。激甘なメロディーセンスは80年代から変わらないものではあるけれど、サウンド・プロダクションが飛躍的に向上した分、クラブ・プレイにも耐えられそう(このへん、DJで実証済み)。
それが「ズーク・ラヴ」と呼ばれていることはパリに行く前から知ってはいたものの、自分のなかで「ズーク・ラヴ」に対する興味が出てきたのはパリに行ってからのことだった。

面白いのは、マルチニークとグアドループの原産音楽だとばかり思っていたズーク(・ラヴ)が、実はかなりの広がりを見せていることだった。
カボ・ヴェルデにはズーク・ラヴの別ヴァージョン(実際はほとんど一緒)のカボ・ラヴがあるし、これまた別ヴァージョン(これまたほとんどズーク・ラヴと一緒)のキゾンバはアンゴラやセネガルで人気。アンゴラといえば最近クドゥロの認知度が上がってきているけれど、実際に現地でかかっているのはキゾンバばかりだとも聞いた。

つまりはズーク・ラヴ〜カボ・ラヴ〜キゾンバがどのような関係にあるのか、いくつかの音源などを手がかりに調べているんだけど、日本にほとんど音源が入ってこないから若干難航中といった感じ(なにやらハイチのコンパとのミックスも進んでいるよう)。それこそバルベスに行けば一発でナゾが解けるんだろうけど……。

そんなわけで、現在調査中のズーク・ラヴ〜カボ・ラヴ〜キゾンバの作品をいくつかご紹介。

KAYSHA“One Love”。これが現在のズーク・ラヴの典型的ノリ。KAYSHAは日本盤も出てるので、少しは日本でも知られているかも?
彼はコンゴ生まれのアーティスト/プロデューサーで、90年代から作品をリリースし続けている人物。





アンゴラ(現在はポルトガル在住)の歌姫、NEUZAの“Nta amabo”。これはキゾンバみたい。
苦労してアルバムを入手したけど、似たような曲調が多いものの(この界隈はたいてい似たようなものばかりだけど……)、ちょっとアイドルっぽい感じもあって全然嫌いじゃない。





こちらはセネガルの首都ダカールのスーパースター、PHILLIP MONTEIROの“Elle”。





これがハイチのズーク調コンパ。MISTY JEANの“Se oue moin Vle”。もうここまでくると何が何だか……ま、こういった「ある意味どうでもいいこと」を調べるのがジャーナリストの仕事なんでしょうかね?


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by hazimahalo | 2009-04-20 02:04 | カリブ
今日は琉球アンダーグラウンドの取材。
彼らは大好きなユニットだし、思うところもいろいろあったのだけれど、それは追って。

今日書いておきたいのは、さきほどサンプルが届いたギスラン・ポワリエのニュー12インチ「Soca Sound System」。
ギスランはもともと好きなアーティストだったけれど、今回もまた……凄すぎる!

d0010118_22334380.jpgまず「Soca Sound System」というタイトルで胸騒ぎが。そしてCDJにセットしてみると、クドゥロ〜バイリ・ファンキ〜レゲトンなど現在のゲットー・ベース・ミュージックの潮流にソカを置いてみた、そんな爆音サウンドが溢れ出した!
僕の知るかぎり、ソカをこういう文脈で捉え直したものってあまりないように思うんだけど、どうだろう?(あったら教えてください!)

ちなみにギスランはカナダ・モントリオールのクリエイター。
モントリオールの状況は分からないけれど、トロントにはカリブから渡ってきた多くの移民が住んでいて、大きなカーニヴァルも行われているとか。
事実、カナダとトリニダード・トバゴの間はカナダ・エアなどの航空会社が就航していて、距離のわりには簡単に行き来できる。
ギスランも現地トリニダードで制作を行ったようで、このハイブリッドなソカ・サウンドはトリニダード人からは出てこない発想なんじゃないかとも思う。
とりあえず今回は12インチのリリースとなったけれど、この路線のまま是非アルバムを作ってほしいです。

そういえば、先日偶然会ったMOOCHYもトリニダードで録音を行ってきたと言っていたし、今年は今一度トリニダードに注目、といったところでしょうか。

とりあえず、ギスランのMyspaceに収録曲“Get Crazy”(フィーチャリングはMrスローター)がアップされていたんでご一聴を。
Ghislain Poirier : Myspace
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by hazimahalo | 2009-04-02 22:39 | カリブ
とある書籍の取材・執筆を昨年から進めているのだが、先日はニュージャージーに住んでいらっしゃるNAHKIさんに電話取材をさせていただいた。

言うまでもなく、ランキン(・タクシー)さんやカーティス・フライさんらと並んで、日本ダンスホール・シーンの第一世代にあたる方。当然のごとく僕も昔からよくお名前を存じ上げていたので少し緊張していたのだけれど、実に気さくな方で興味深いお話をたくさん聞かせていただいた。
しかも、数年前までの僕の上司がNAHKIさんの20年ほど前の同僚だったことなんていう偶然も。

その後NAHKIさんからニューヨークのラジオ情報もゲット。
ご本人も「ぜひ皆さんに広めてください」とのことなので、以下にNAHKIさんのコメント入りでご紹介しておきます。いずれもネットで聴けるので、ぜひご一聴を。
かつてに比べて、ニューヨークのレゲエ情報はあまり日本に入ってこなくなっているので、いずれも貴重な情報源となるはず。

『Eastern Standard Time』
NY時間で毎週土曜の朝6時〜10時
特に後半の8時〜10時に登場するカーター・ベンパルという青年は
レゲエに対する敬意と愛着がとても感じられる好青年です。
www.wkcr.org

『Reggae School Room』
NY時間毎週日曜朝9時〜12時
1986年以来23年欠かさず続いている、NYで最長の歴史を
誇るNYレゲエの良心:ジェフ・サージのプログラム。
彼はNYでのレゲエ・ショウのステージMCとしてもほとんどの
イベントに呼ばれている。(ジャパンスプラッシュにも行ったことがある。)
www.wfmu.org

あと、おまけで、『WBGO』
時間に関わらずコマーシャル無しで良質なジャズが24時間聴ける
おそらくジャズ・ステーションとしては世界一のクウォリティと思われる
ステーションで、一番安心して運転中や家にいる時などに聴けています。
www.wbgo.org

今日のYoutubeは、ニューヨークがもっとも暑かったであろう89年、ビルトモア・ボールルームでのストーン・ラヴのダンスより。客のノリが凄い!

Ninjaman, Major Mackerel, Jr Demus, Sluggy and Shabba 1989

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by hazimahalo | 2009-04-01 06:13 | カリブ
ここ数日風邪を引いてしまって、ブログの更新が滞ってしまった。
出来れば2日に1回は更新したいのだが……もう少し頑張ります。

今日も1日頭痛に悩まされていたのだが、そうサボってもいられないので、4月に出るコンピ『Real Authentic Reggae Volume Two』(BBE/ウルトラ・ヴァイブ)のライナーノーツを書く。
d0010118_22325955.jpgマーカス・ガーヴェイが描かれたジャケットもナイスな本作、選曲を手掛けているのはベテラン・サウンドマン/ラジオDJのデヴィッド・ロディガン。僕自身、大好きなサウンドマンだけに、CDラックから彼のサウンド・クラッシュ実況録音盤やミックスなどを引っ張り出し、気合いを入れて執筆に挑む。

この『Real Authentic Reggae Volume Two』、軸となっているのは70〜80年代前半のルーツ。だが、そこにジュニア・ケリーやチャカ・デマス&プライヤーズなども紛れ込んでいて、結構面白いセレクトになっている。〈Real Authentic Reggae〉というテーマをロディガンなりに解釈するとこうなります、といったところか。

ちなみに、ロディガンと言えば、やはり少々ユーモラスなステージ・パフォーマンス。
ルックスはロンドンのパブにでもいそうな典型的英国人のそれなのに、ひとたびスイッチが入るとこの有様↓





なお、ロディガンがはじめてレゲエと出会ったのは、TV番組「レディ・ステディ・ゴー!」から流れてきたミリー・スモール“My Boy Lollipop”(64年)だったとか。
いわばジャマイカ音楽の歴史を丸ごとリアルタイムで見てきたわけで、その知識・理解がプレイから滲むあたりに僕はグッときてしまう。

ちなみに、面白かったのはイタリア・ミラノでのプレイ↓



3分12秒あたりから流れるのは、南イタリア・レッチェ出身のスド・サウンド・システム(SUD SOUND SYSTEM)。彼らはヨーロッパで絶大な人気を誇っていて、僕もイタリアを旅している時にたびたびフライヤーを見かけた。この映像での爆発の仕方はその人気を示しているようで、ロディガンがあえてこの曲をかけていることも含め、実に興味深い。
彼らのアルバムは一枚しか持っていないけれど、ちょっと古臭い80sダンスホール・アルバムという感じで、どうも嫌いになれない。
このあたりのユーロ・ダンスホール事情はあまり日本に紹介されていないので、このブログでも少しずつ触れていきたいと思います。

まずはその第一弾として、南イタリアの伝統舞踊・音楽=タランテッラからダンスホールへと強引になだれ込むスド・サウンド・システムの“Le Radici Ca Tieni”を。PVの風景も典型的な南イタリアのそれ。こういうの、好きです。


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by hazimahalo | 2009-03-22 22:34 | カリブ